絶望の部屋2

「痛たたたたたっ。」
 
 
あれ…声が出る。
考えることもできる。
手足を息も…なんでもできる!
 
 
でも…ここ何処?
 
 
 
「あっ、やっと起きてくれた…あっ、始めまして私はあなたと同室になった海崎明日香です。
 
 
よろしくね…えっと…名前聞いてもいい?」
 
 
明日香ちゃんか…
可愛い子だな。
髪はセミロングぐらいでうちに巻いた感じでいかにもお嬢様って感じ。
 
 
でも感じと違って話しやすそうだな…。
 
「私は新庄愛美。
 
 
よろしくね明日香ちゃん!」
 
 
「愛美ちゃんか…じゃあさ、まなって呼んでいいかな。
 
 
ここで会ったのも何かの縁だし仲良くしたいし…。」
 
 
 
「まな…か…。
 
 
いいね!私も明日香って呼ぶね。」
 
 
まなって呼ばれるのにはなんだか抵抗あるな…
真理ちゃんのことまだ切り替えれたわけじゃないからなんだか心が痛む。
 
 
「それよりさ。まなは彼氏とかいるの?」
 
 
「えっ…え?」
 
 
「そんなに可愛いとやっぱりいるよね?」
 
 
「いないいないいないいない。
 
 
私そんなに可愛くないし口も悪いし髪も短いし…」
 
 
「えー。絶対いると思ったのに。
 
 
でもまなは可愛いと思うけどな。私は今まで会って来た人の中で1番可愛いと思ったよ。」
 
 
「あ、ありがと。」
 
 
言われなさすぎてこんなこと言われたらなんて返したいいかわからないよー。
 
 
ありがとうっておかしい?
あんな時はどう返せばいいの…
しかもこの子初対面なのに凄いこと聞いてくるし…
悪い子じゃないんだけどな…。