【柚來side】


「んっ…」



「いつまで寝てんだよ…?」


あたしは目が醒め起きる。


すると頬になにか得体の知らないものが触れてる気がした。


ふぁ!?


目の前にチャラ男・神崎が!!


近っっ!!


神崎の顔面がドアップなんだけど!


そしてあたしの片方の頬を掴んでる。

え!?


目をパチクリしながらあたしは


「えっ!?にゃんでいぶの!?」


なんでいるの?って聞く。


そしたら神崎は笑いながら


「なんでってここ俺の家。それにお前早く支度しねぇと遅刻するよ?」



って言った。


え。


ここ神崎の家…??


ひょえ!?


あたしの身に昨日一体何が…??




って、あ!


そっか!



あたし嫌々こいつの家に住むことになったのか。




なるほど。



って遅刻するよ?って…


「ひぇっ!?今何時!?」


「8時前。じゃな」



そう言って神崎は家を出て行った。


え〜!?


ちょっと!待って!