「さっさと服着ろ。デート行かないなら別にいいけど」



なっ!


服?


あたしは今の自分を見ると…


下の方は布団で隠されて上が…


「うぎゃ~!このド変態野郎!やっぱ嫌い!」


そんなこんなあたしは服に着替え



そして部屋に戻り再び可愛い白のワンピースに着替えお色直し。



メークもして髪の毛もくるんくるんに巻いてアクセサリーをつけて出来上がり♡


「お待たせ~」


え?寝てる?


颯はダイニングテーブルの上で突っ伏して寝ている。



こいつ…あたしのお腹触ったから罰だな、うん。



落書きしたいけどそれは控えてほっぺでも摘んでやろう。





そして颯の片方の頬を掴んでみる。



なに、これ柔らか!


あたしより柔らかくて艶がある。


このもちもち肌喧嘩うってる。


あたしと交換しろよ、おい。



「…なにしてんの?」



…あ、猫ちゃん戻ってきたの?


おかえり。


喋るようになって戻ってきたんだね。


なにしてんの?って言えるようになって戻って……ってええっ~!?



颯!?



起きた?