離してなんかやるかよ。



「え?どうしたの?」



柚來は突然叫んだ俺に、瞬きをしてる。



あぁ…衝動的にやらかしてしまった。



「…別に」







「あーっ!大人な雑誌でも入ってるのかな?颯くん」





俺に松本は意味不明なことを言っている。



まあフォローしてくれたつもりなんかな?



サンキュー。


だけどこの部屋に大人の雑誌なんて意味不明なもんはねぇよ。


「ちげーよ」



「そんなに怒んなよ、つか颯なんか作って。腹減った」



松本どこのお子様よ?



腹減ったから作れって…。




「家隣なんだしなんかお菓子でも取りに行ったら?」



「えーケチ」





そんなこんな俺達が話してると



「あ!お菓子ならたくさんあるよ」



柚來が話に入ってきた。




そして柚來は翼と柚來の部屋に入ろうとする…。



「…あとでリビング持っていくからリビングで待ってて」



たぶん部屋みられたくねぇからだろ。



俺達は柚來の言う通りリビングへ行った。



てかあいつどこにお菓子隠し持ってんだよ…。





そんなこんな俺達は柚來がリビングに来るまで男3人雑談でもすることになった…。