理想の結婚

翌日の朝
いつもは黙って食事してる涼介くんが



「クラス会……行くの??」
とクラス会のハガキに目をやりながら聞いてきた



「あっ、うん。
久しぶりだし、皆にも会いたいし、行ってこようと思う。
その日、涼介くんはサークル飲みでしょ?」



「ああ、そうだったな

わかった…」



それから涼介くんはまたいつものムスッとした顔に戻り
食事を済ませると仕事に出かけていった