私の1日の生活は
6時に起きて
涼介くんを起こして
朝食の準備をして
7時半に涼介くんを送り出し
掃除、洗濯をして
10時に買い物。
お昼は簡単に済ませて
夕方に夕食の準備。
でも大体は涼介くんは残業続きなので、1人で夕食を済ませる。
涼介くんは、私が起きて待ってるといつもムスッとするので
先に寝る事にしてるので朝の1時間が夫婦の唯一の時間になる。
その1時間すらもほとんど会話という会話は無い。
私が何か話しかけても
「うん」
「ああ」
としか言わない。
いってらっしゃい!!と笑顔で毎日見送るのだけは続けてるんだけど、
ムスッとして
「…っん…」
これだけかいっ!!って感じなの。
もっと、こう
いってくるよ!チュッとかあったらいいのに、そんな雰囲気には天と地がひっくり返ってもならないだろうな……
この前なんか、忘れ物を届けに会社に行ったら、最上級に嫌な顔されて
「はやく帰れよ。」
これって酷くないですか??
そりゃぁね、涼介君ほどのイケメンがこんな冴えない嫁貰って、恥ずかしいのはわかるよ!!
でもさ、ムスッとした顔のままでもいいから、ありがとうは大人として言うべきだと思う。
まったく!子供の頃、お義母さんにどんな教育受けたんでしょ??!!
ちなみに、誤解があるといけないので言いますが
お義母さんはとても素敵な方です。
ムスッと王子のお義母様とは思えません!!
普段の生活でちょっと変わった事と言えば、
仕事が平日休みの
親友の美希と週に1回我が家でランチしながら夕方まで一緒にいられる事。
この時間が私は大好き……
今日は美希が来る日なの。
ピーンポーーン…
ピーンポーーン……
あっ!美希だ〜〜!!
嬉しくてたまらなくて、駆け足で玄関に
ダ〜〜ッシュ‼︎‼︎‼︎
「はぁ〜〜い‼︎‼︎」
満面の笑みでドアを開けると、そこにいたのは涼介くんで………
「わぁ〜〜っ‼︎‼︎涼介くんっ‼︎‼︎こんな時間にどうしたの????」
私の顔を見ると途端にムスッとして
「んっ?…ああ、ちょっと忘れもの。
すぐ出る……」
「あ… うん。 てか、涼介くん鍵持ってるんだから自分で開けて入ってくればいいのに〜」
私の言葉を無視して、珍しく涼介くんが口を開いた。
いつもは
うーとかあーしか言わないからね。
「璃子…玄関開ける時、誰か確認したか??」
ん????と私が首を傾げると
おでこにデコピンされ
「やっぱりな。
いくら今日友達が来る日でも不用心すぎる………」
と捨て台詞を残して、出かけていった。
ムキーーッ‼︎‼︎‼︎
ブーブーブー‼︎‼︎
涼介くんのオタンコナス‼︎‼︎
そりゃ、確認を怠りましたわよ‼︎‼︎
でもね、この家には、私と涼介くん、美希、お母さんにお義母さん、そして時々お父さんやお義父さん、郵便屋さんに宅急便のおじさんしか来ないもんねぇーだ‼︎‼︎
ブーブーー‼︎‼︎
頬を膨らませながら、玄関の外をしばらく睨んでいたら
「璃子??ハロォ〜‼︎
どうしたの??せっかくのキレイな顔がお饅頭みたいになってるわよ‼︎‼︎(笑)」
美希の登場に、さっきの怒りなんか、
あっちの山の向こうまで飛んで行っちゃった!!
「美希ィ〜〜!!
いらっしゃ〜〜い!!
会いたかったぁ〜‼︎‼︎」
わぁ〜い‼︎‼︎‼︎
そして今は美希とラブラブランチタイム
私の作ったパスタとサラダだから
お店のよりは断然劣るけどね
「璃子、また腕上げたわね!!
昔から、璃子は料理が得意だったけど、今日のパスタはさーらーに!美味しい〜‼︎」
「んー?!そっかなぁ??
でも褒められると頑張っちゃうタイプなんです。わ た し (笑) 」
なーんて、楽しく会話しながら
ランチしてティータイム。
1週間分の寂しさと
さっきの出来事等、存分に吐き出した。
これでまた1週間、私は頑張れる!!と思いながら、自分のコーヒーに口をつけた
「でもね、璃子。それは王子の言うとおりよ」
美希は、というよりも、涼介くんは女子たちの間では王子と呼ばれている。
「だって、うちに来る人なんて本当限られてるもん……」
「璃子、それはそうかもしれないけどね。朝から晩まで璃子はこの家に1人なんだよ??
こんなに若くて、美人な奥さんを家に1人で残してる王子の気持ち、わかってやりなよ。
心配なんだよ??
王子は素直じゃないからな〜」
「褒めすぎだよ〜!
私なんか、お願いされても襲われる容姿じゃないわ!でも、嬉しい…
美希ィ、いつもありがとう!
美希の方がよっぽどカワイイけどね!
私の自慢の親友だもん!
あのデパート(美希の職場)の中で1番だもん!
涼介くんも、嘘でもいいからそういう風に言ってくれたら素直に反省できるのにぃ〜‼︎ブゥー‼︎」
とまた頬を膨らまして怒りに震える私。
そんな頬を美希はつっつきながら
「ふふっ(笑)‼︎私もありがとう。
でも、私は自分の見ための事は充分理解してるから、きちんと用心してるわよ?問題は璃子‼︎
璃子はね、私が初めて敗北を認めた
唯一の女なの!
だからそんな不用心なのはダメだし、璃子に何かあったら、私も絶対にイヤ!
だから気をつけなくちゃダメだよ?
わかった??」
「……うん。ありがとう。私、涼介くんにはちっとも心配されてる気しないけど、美希が心配してくれてるんだもん。
うんうん。気をつける!!」
「ヨシヨシ!!
そうそう、璃子はそうでなくっちゃ!
明るくて、天然で、おバカで、素直な所が最高なんだからね!」
「ちょっとぉ〜‼︎それ褒めてないでしょ〜‼︎」
その後も2人の間には笑いが絶えなかった。
6時に起きて
涼介くんを起こして
朝食の準備をして
7時半に涼介くんを送り出し
掃除、洗濯をして
10時に買い物。
お昼は簡単に済ませて
夕方に夕食の準備。
でも大体は涼介くんは残業続きなので、1人で夕食を済ませる。
涼介くんは、私が起きて待ってるといつもムスッとするので
先に寝る事にしてるので朝の1時間が夫婦の唯一の時間になる。
その1時間すらもほとんど会話という会話は無い。
私が何か話しかけても
「うん」
「ああ」
としか言わない。
いってらっしゃい!!と笑顔で毎日見送るのだけは続けてるんだけど、
ムスッとして
「…っん…」
これだけかいっ!!って感じなの。
もっと、こう
いってくるよ!チュッとかあったらいいのに、そんな雰囲気には天と地がひっくり返ってもならないだろうな……
この前なんか、忘れ物を届けに会社に行ったら、最上級に嫌な顔されて
「はやく帰れよ。」
これって酷くないですか??
そりゃぁね、涼介君ほどのイケメンがこんな冴えない嫁貰って、恥ずかしいのはわかるよ!!
でもさ、ムスッとした顔のままでもいいから、ありがとうは大人として言うべきだと思う。
まったく!子供の頃、お義母さんにどんな教育受けたんでしょ??!!
ちなみに、誤解があるといけないので言いますが
お義母さんはとても素敵な方です。
ムスッと王子のお義母様とは思えません!!
普段の生活でちょっと変わった事と言えば、
仕事が平日休みの
親友の美希と週に1回我が家でランチしながら夕方まで一緒にいられる事。
この時間が私は大好き……
今日は美希が来る日なの。
ピーンポーーン…
ピーンポーーン……
あっ!美希だ〜〜!!
嬉しくてたまらなくて、駆け足で玄関に
ダ〜〜ッシュ‼︎‼︎‼︎
「はぁ〜〜い‼︎‼︎」
満面の笑みでドアを開けると、そこにいたのは涼介くんで………
「わぁ〜〜っ‼︎‼︎涼介くんっ‼︎‼︎こんな時間にどうしたの????」
私の顔を見ると途端にムスッとして
「んっ?…ああ、ちょっと忘れもの。
すぐ出る……」
「あ… うん。 てか、涼介くん鍵持ってるんだから自分で開けて入ってくればいいのに〜」
私の言葉を無視して、珍しく涼介くんが口を開いた。
いつもは
うーとかあーしか言わないからね。
「璃子…玄関開ける時、誰か確認したか??」
ん????と私が首を傾げると
おでこにデコピンされ
「やっぱりな。
いくら今日友達が来る日でも不用心すぎる………」
と捨て台詞を残して、出かけていった。
ムキーーッ‼︎‼︎‼︎
ブーブーブー‼︎‼︎
涼介くんのオタンコナス‼︎‼︎
そりゃ、確認を怠りましたわよ‼︎‼︎
でもね、この家には、私と涼介くん、美希、お母さんにお義母さん、そして時々お父さんやお義父さん、郵便屋さんに宅急便のおじさんしか来ないもんねぇーだ‼︎‼︎
ブーブーー‼︎‼︎
頬を膨らませながら、玄関の外をしばらく睨んでいたら
「璃子??ハロォ〜‼︎
どうしたの??せっかくのキレイな顔がお饅頭みたいになってるわよ‼︎‼︎(笑)」
美希の登場に、さっきの怒りなんか、
あっちの山の向こうまで飛んで行っちゃった!!
「美希ィ〜〜!!
いらっしゃ〜〜い!!
会いたかったぁ〜‼︎‼︎」
わぁ〜い‼︎‼︎‼︎
そして今は美希とラブラブランチタイム
私の作ったパスタとサラダだから
お店のよりは断然劣るけどね
「璃子、また腕上げたわね!!
昔から、璃子は料理が得意だったけど、今日のパスタはさーらーに!美味しい〜‼︎」
「んー?!そっかなぁ??
でも褒められると頑張っちゃうタイプなんです。わ た し (笑) 」
なーんて、楽しく会話しながら
ランチしてティータイム。
1週間分の寂しさと
さっきの出来事等、存分に吐き出した。
これでまた1週間、私は頑張れる!!と思いながら、自分のコーヒーに口をつけた
「でもね、璃子。それは王子の言うとおりよ」
美希は、というよりも、涼介くんは女子たちの間では王子と呼ばれている。
「だって、うちに来る人なんて本当限られてるもん……」
「璃子、それはそうかもしれないけどね。朝から晩まで璃子はこの家に1人なんだよ??
こんなに若くて、美人な奥さんを家に1人で残してる王子の気持ち、わかってやりなよ。
心配なんだよ??
王子は素直じゃないからな〜」
「褒めすぎだよ〜!
私なんか、お願いされても襲われる容姿じゃないわ!でも、嬉しい…
美希ィ、いつもありがとう!
美希の方がよっぽどカワイイけどね!
私の自慢の親友だもん!
あのデパート(美希の職場)の中で1番だもん!
涼介くんも、嘘でもいいからそういう風に言ってくれたら素直に反省できるのにぃ〜‼︎ブゥー‼︎」
とまた頬を膨らまして怒りに震える私。
そんな頬を美希はつっつきながら
「ふふっ(笑)‼︎私もありがとう。
でも、私は自分の見ための事は充分理解してるから、きちんと用心してるわよ?問題は璃子‼︎
璃子はね、私が初めて敗北を認めた
唯一の女なの!
だからそんな不用心なのはダメだし、璃子に何かあったら、私も絶対にイヤ!
だから気をつけなくちゃダメだよ?
わかった??」
「……うん。ありがとう。私、涼介くんにはちっとも心配されてる気しないけど、美希が心配してくれてるんだもん。
うんうん。気をつける!!」
「ヨシヨシ!!
そうそう、璃子はそうでなくっちゃ!
明るくて、天然で、おバカで、素直な所が最高なんだからね!」
「ちょっとぉ〜‼︎それ褒めてないでしょ〜‼︎」
その後も2人の間には笑いが絶えなかった。



