理想の結婚

朝目が覚めると、私はベットの中にいた



起き上がろうとして身を捩ると
頭がガンガンして下腹部に鈍痛
自分の身体を見てみると
身体中が無数の赤い痣だらけ。



夢じゃなかったんだ……




隣に眠る涼介くんの顔を覗き込むと
普段より幼い顔した素顔から穏やかな寝息が聴こえる。




睫毛が長く、なんて綺麗な顔なんだろう……



「…カッコよすぎでしょ……」



と小さく呟いて
涼介くんのサラサラな髪に手を伸ばした瞬間にギュッと抱き締められる。



「璃子は、かわいすぎでしょ……」



「…き、聞いてたの……」



恥ずかしくなって布団で顔を隠そうとするけど、遮られ、私の顔を優しく両手で包み込んで見つめられる。



「…うん。俺のカワイイ璃子だ…」




チュッと優しいキスをした後にまた、
涼介くんの胸の中に閉じ込められる。



なんか、涼介くんじゃないよ……



目をパチパチさせて涼介くんを見たら



「もう、隠さないって言っただろう?
今まで大変だったんだ……
必死で顔作ってたから、、
やってみる??」



と言って、いつものムスッとした顔になった。



ハッとして、起き上がって背筋をピンっとさせて正座する私。



「ふっ、くくくくくくっ(笑)わはははは‼︎‼︎‼︎(笑)」



顔をクシャクシャにして笑う涼介くん。
こんなふうに笑ったの初めて見た……
飾らない涼介くんは今までの100万倍カッコイイ……




「璃子〜‼︎‼︎ぷっ‼︎(笑)
どんなサービス??
自分の姿見てごらん???」



ん??



と言われて私は下を向いた。



「ギィャャャーーーー!!!!」



「ぶははははははぁ!!(笑)」



私は素っ裸で正座していたのでした……



うわぁー
もうありえない〜…



恥ずかしくてすぐ布団に潜り込むと
ギュッと抱き締められた



「…ヤベェ……」



と言って自分の下半身を見る涼介くん。



「ねぇ…璃子ちゃん」



なななんか、凄く色気のある表情に変わったぞ!!



ヤバイ雰囲気だぞ…?!



ガバッと体制を変えられて、
仰向けにされ
私の上から覗き込むように見てくる姿がたまらなく妖艶でかっこいい。



「昨日は余裕無かったけど、今は優しくできそう…」


と言われ昼までまた拘束され
夕方まで私はベットから起き上がれませんでした。



「涼介くん、、、私今日はもう歩けなさそうだよ……」




「俺の愛を少しは思い知ったか??
これかは、覚悟しとけよ??
いっさい、引く気はねぇからなっ!!」



といたずらっ子のように笑う等身大の涼介くんに更に骨抜きにされた私でした。