隼斗へ

隼斗…。隼人がこの手紙を読んでる時にはあたしはもう、いないんだね。

さきにいっちゃってごめんね。
余命の事、言ってしまったら、迷惑かけると思って、言い出せなかったんだ。

ほんとにごめんね…。

でも、あたしは大丈夫だよ。

隼斗との思い出は絶対に忘れない。

心の中にきざまれてるよ…。

隼斗も、こんなあたしの事、

覚えててくれたら嬉しいな…。

天国から みまもってるよ…。


花音