欠けた翼~飛び立つときは…~


「ここだ」


そう言って琉煌は机の後ろにある本棚の中の1冊の本を手前に傾け、本棚の木枠を押した


すると左側の木枠を軸に本棚が回転するように動いた

ギィィィ

その奥には黒で統一された部屋が見えた


「ベッドもあるし自由に使っていいぞ」


『どこに金かけてんだよ』


ホントにバカだよな


『ありがとな』

「あぁ」


琉煌は笑ってそう言った


部屋に入ると横にスイッチがあり、中からはそれで開け閉めできるらしい


部屋っていってもベッドとクローゼットがあるくらいの小さな部屋だ


俺はベッドに横になるとすぐに眠りに落ちた

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