一応グロスはご飯食べるからあとにするとして、早く巻いてしまわないとっ。



 私は残りは素早く巻いてから崩れないようにスプレーをふる。



 それからネックレスをつけて、カバンを選んで……。




「華音っ、できたぞー!」



 颯真の呼びかけと同じくらいに準備が終了した。



 うんっ、時間ピッタリ♪



「はーいっ。今行く!」




 私は返事をしてからリビングに向かった。



 咲良ママに呼ばれた理由なんて分からずに……───。