続*私とあいつの関係

「ご飯もうちょっとだから待ってて」



 予想外のことにまだ朝ご飯が完成していなかったので私は残りを作り始める。



 私たち3年生は卒業生ってこともあって在校生よりも少し遅れて登校することになってるから今日の朝ご飯は休日に作るようなこったもの。



 今日は特別だから……ね。





「はいっ、お待たせ!」



 しばらくして私はできたご飯をテーブルに運ぶ。



「おっ、なんか平日なのに豪華じゃん」



「うん! 今日は時間あるしっ。……じゃ、食べよっか」