続*私とあいつの関係

 でも、いつまで経っても頬に痛みは感じなくて……。



 ゆっくり目を開けると。




「……えっ?」



「なっ、何で黒崎先輩が……」



 そう。目の前には静乃ちゃんの腕を掴んでいる颯真がいた。



 きっと颯真はいつもの王子様らしくない表情をしているのか静乃ちゃんの表情がどんどん青ざめていっている。




「お前さ。今度華音に何かしたらただじゃおかねぇって言わなかったっけ?」



 ドスの利いた低い声で言う颯真に静乃ちゃんだけでなく私もビクッとした。