つぎの日、私が教室に入るとまだ誰もいなかった。

早すぎたかな。

読書でもしようと机に鞄を置いたとき、


ん?

なんだこれ。紙?

読んでみると。

[琴羽さんへ。
これを読んだら、図書室へ来てください。]

と書いてあった。
誰?
琴羽さんなんて呼んでる人いたっけ?
まあ、行ってみるか。