キスから始まる恋も良いかな?

「本気で好きだったんだ。近付きたかった。それだけなのに・・・・・ごめん。桜井さん怖い思いさせたね。」



寂しそうに笑う神崎さん




「でも 安心して来週から海外に転勤なんだ。5年は帰って来れない。上手く行ったら一緒に来て欲しかったんだけど・・・焦り過ぎたな。」



深いため息をつく



「もう関わらないから。本当にごめんね。桜井さん。」




眉をへの字に曲げ謝る神崎さんが泣いてるように見えた




後ろ姿は寂しそうだった




見えなくなるまで誰も喋らなかった




「勇二 サンキュ!」



「あぁ。よっぽど桜井さんが好きだったみたいだよ。聞いてて伝わって来た。」




好かれるのは嬉しいけど ストーカーは懲り懲りだ




「部屋に桜井さんの写真100枚以上あるらしいよ。」



「え”?」




私の引いた顔を見て ニヤリと笑う勇二さん
手を上げて歩いて行った



「勇二さん ありがとうございます。」