Recollection ~レコレクション~

「え~ペアのものって・・・光輝ってそんな趣味があったの?」


と早紀が言ったものだから、


「早紀が嫌なら、なんでもいいよ!」


と光輝が慌てて答えた。


「ううん。どうせペアなら、アクセサリーがいいかな?」


と早紀が言った。


「よし、じゃあアクセサリーにしよ!」


といいながら、光輝は早紀を引っ張るようにジュエリー店へと入っていった。


「俺、早紀にプレゼントするから!」


と光輝が言いながら、ピアスを見ていた。

お店の人が声をかけてきたので、


「ペアで何かいいものありませんか?」


と光輝が店員さんに聞いた。

店員さんは、カウンターにピアスとリングを置いてくれた。


「これなんか、いかがでしょうか?」


と店員さんはいいながら、二人に見せた。