早紀は続けた。


「だから、男の人と話すのって、凄く意識しちゃうの!」


やっと、早紀は理由をいう事ができた。


「そっか!」


光輝は、やっと理解したといわんばかりに言った。


「じゃあ、少しづつでも話してくれよ!」


と光輝は早紀に訴えた。


「うん、ありがと!」


と早紀が答えてくれて、光輝はすごく胸が高鳴っていた。



『こんな気持ちって、恋じゃん!』



と光輝は思っていたが、



『まさか早紀に恋したっていうのか?』



と自問自答していた。