そして、山本さんは早紀に問いかけた。
「じゃあ、お互い何処でも初めてってことで神戸なんか、どう?」
と提案してきた。
「私、神戸と言われても本当に何もわからないのです・・・」
と早紀は高まる不安の中でも、山本さんへはちゃんと返事してる自分に驚いた。
「だから、いいんだよ!」
と山本さんは早紀に言った。
お互いがわからない者同士で違う意味で気を使わなくて良かったのだった。
しかし、この時・・・
山本は、別の理由もあったのだが、敢えて早紀には言わなかった。
「じゃあ、お互い何処でも初めてってことで神戸なんか、どう?」
と提案してきた。
「私、神戸と言われても本当に何もわからないのです・・・」
と早紀は高まる不安の中でも、山本さんへはちゃんと返事してる自分に驚いた。
「だから、いいんだよ!」
と山本さんは早紀に言った。
お互いがわからない者同士で違う意味で気を使わなくて良かったのだった。
しかし、この時・・・
山本は、別の理由もあったのだが、敢えて早紀には言わなかった。

