Recollection ~レコレクション~

「お先に失礼します。」


と声をかけながら、早紀はロッカーに向かって歩いた。

ロッカーで着替えながら、相変わらず私の私服ってデート向きでないなぁ~と鏡を見ながら、ちょっと愕然とした早紀だった。

まぁ、今日は仕方ないか・・・

と早紀は自分に言い聞かせながら着替えた。

そして、リップだけを塗りなおして更衣室を出た。

もちろん、向かった先はマロウドだった。