「お前らもだろ?登和もいつもより……」






「もう登和じゃないもん。鳴瀬になったもん!」






鳴瀬 香流になったもん。







「そっか。じゃあこれから鳴瀬だな。」






そう。あたしは“鳴瀬”になったんだよ。






和登と一緒なんだよ。






「んじゃ俺らもそろそろ行くわ。」






そう言って歩き出す玲也の後を楽しそうな胡桃がついて行った。