「あ、季蛍先生!!」 「夏美ちゃーん!!久しぶりだね」 「ね!」 「先生お体は大丈夫なんですか?」 「おかげさまで。…すみません、ご心配かけてしまって」 「いいえ。…この間は旦那さんに診ていただいたんです」 「そうでしたか…」 「でも夏美号泣で…。旦那さんを困らせてしまって…」 「私が体調を崩していたのが悪いんです。夏美ちゃん嫌だったよね、あんな先生で」 「でもね、すっごく優しかった」 「そっか」