寝室のドアが開いて振り向けば、体を火照らせた陽で。 「どうした?」 って聞いてみても返事がなかったから、近づいてみると汗が流れていて。 「陽暑かった?」 と聞いても、あやふやな頷きが返ってくるだけで。 ソファに座った陽は、時計を見て時刻を確認すると、『ごめんね』と微かな声を出した。 「…熱上がってきたかな」 「…なんか頭がすごく…痛い」 頭を押さえる陽の背中を軽くさすると、ちょっと口角を上げて笑った。 ……無理して? 「服着替えよっか、濡れてるから」