帰りの車の中で、嬉しそうな陽は身を乗り出してきて 「先生にね!!元気な赤ちゃんだって褒められたの!!」 「それでそんな嬉しそうなのか」 笑いながら頭を撫でると、さらに嬉しそうに笑って。 「あとね、この間病院で検診したときもね褒められたの」 「なんて?」 「……食欲がよろしいですねって」 「陽の?」 「えへ、私の」 「んはは、食べ過ぎてまあるくなったりして」 「ッ、ならないし!!」