子供を診ていた奏太は、可愛い子供を目の前にデレデレしていて。





聴診器を当てている間も、ニコニコ笑っていた。





「あ、蒼。母親の方は大丈夫そう?」







「うん、大丈夫。点滴入れてるから」







「そっか」







「子供さんは大丈夫そう?」






「……んー。




どうだろ、ちょっと心配」