───それから数日たったある日。

─────時刻は21時。





病院の定食屋さんでしょんぼりご飯を食べる高島をじっと見つめていた。







「ハァ…やっぱり具合悪いのって移るんですかね?」






高島が言ってるのは…友那さんと…季蛍のことだろう。





回復したように見えた季蛍は、昨日から酷い咳をしていて。





仕事にはもちろん来るものの、カンファ中皆心配するくらいの酷い咳をする。






友那さんは友那さんで高熱を出して、高島が毎日見に行ってるんだそう。






「友那は熱が下がればあとは外科ですけど……季蛍…すごく心配です」