リビングから体温計を見つけだすと、ベッドの上に座って。





「友那ちょっと起きて。…すごい汗」





「…ふ…ッ……ぇッ…」






急に泣き出しそうな友那の体を起こして、服のボタンを少しあけた。




「体温だけ計らせて?友那」






「……そ…ぉ…くん」






「これ酷いよ友那。真っ赤だもん」