寝室からタオルとパジャマを持ってきて、季蛍の隣に腰をかけた。 「パジャマ着替えよ。脱いで?体も拭いてあげるから」 「……うん」 ちょうどそこへお風呂から上がった愛優が来て。 「…あ、パパ………」 不安そうに見つめる愛優。 「…大丈夫。熱は8度あるけど薬飲ませるから」 「……そっか」 安心したように笑って、愛優はキッチンへ入っていった。