「よし、おっけ。体拭いてリビング戻るよ」 「……ん。」 風邪を引かないようにタオルで体を拭いてあげて。 「……いい?凜ちゃんと掴まってよ」 膝下と背中に手を回して、お風呂上がりの凜の体を抱え上げた。 「…芙羽目閉じて」 「そしたら歩けないだろ」 凜の発言に笑いながら、 「見ないから」 って一応配慮もしてあげるいい夫。