季蛍がトイレに入って5分ほどしても、でてこなくて。





お腹でも壊したか…?なんて思いながら女子トイレの壁際に立っていた。







…こんな所に立ってて変な勘違いされないといいけど。






それから約1分。












やっと出てきた季蛍に、‘どうかした?’と声をかけようとしたとき。







俺の服を掴んだ季蛍の体の力が一瞬にして抜けていくように、季蛍は座り込みそうになった。








「…季蛍?」






支えていないとズルズルと足の力が抜けているせいか、座り込んでしまう。







そんな季蛍を支えて抱いていれば、不規則な呼吸が感じられた。








「……発作…?」






体の力が完全に抜けている季蛍を抱えて、さっきのベンチに向かった。