リビングでパソコンを弄りながら、コーヒーを煎れていると、ひょこりと寝室から顔を出した陽。 …なんだよ、やっぱり来るんじゃん。 「……こー…うー…」 「ん?」 「……酷い、独りぼっちにする…とか」 「…誰があっちいってって言ったんだよ」 「…………」 「おいで。……熱計ってあげるから」 「……」