部屋へ行こうと席を外した途端、同時にパパのため息も聞こえた。 「……食べなきゃダメでしょ」 お母さんの手からスプーンを受け取ったパパは、オムライスを掬って口に運んでいった。 「…薬飲むために食べなきゃいけないんだから」 ……パパってすごい大変だ、といつも思う。 わがままな私の面倒と、多少愚図るお母さんの面倒と…。