「俺今愛優に渡せるような薬持ってないし…家にも置いてないよ? どうすんの?」 「…………」 数分の沈黙のあと、パパのため息が聞こえた。 「……自分で体調管理できないようじゃ困るよ」 「…わかってるもん」