午前の仕事を終えて、昼食をとろうとしていたとき。






「芙ー羽、凜さん来てるよ」







「…はー?」








「凜さん。……今外科のところに運ばれてった」







遠くから蒼がそう言うから、なんのことかと頭を捻らせた。






「…凜さん、足を挫いたかなんかで病院に来て。今多分外科のところ」








「マジか…ありがとう」