昼食の時間が終わった頃、高島が医局に帰ってきた。 「蒼先生ー…季蛍はどうします?」 「…あれ?早い」 「車だとこっから近いんで…。」 「そっか。……季蛍薬貰って帰ろうかなって思ってるんだけど」 「あぁ、そうですか。いいですよ、じゃあ帰り処方箋かきます」 「ありがとう、帰るとき寄るな」 「はい」