コップ一杯の水を持って寝室へ行くと壁にもたれる友那。






「はい、薬」






「…ありがとう」







錠剤を飲み込んだ友那は、コップをベッドサイドに置いた。







「…ごめんね…お仕事で疲れてるのに…」







「大丈夫、気にしないの」








「…でも」








「友那は早く熱下げないと。…明日の朝下がってなかったら病院行かない?」








「……」







「薬がもうないんだよねー…今ので」







「…でも」







「…今熱何度?」







「…さっき7度7分」








「…ね、ずっと寝てるのに下がってないから。」








「…この間診てくれた先生?」







「あー…わかんない。友那がどうしても蒼先生がいいなら蒼先生に頼むし、受付すれば違う先生になるかもしれないよ」







「そっか…ううん、別に大丈夫」







「…そう、まぁ病院のこと頭に入れといて」






「…わかった」