「すいません、じゃあ連れて帰ります」 やっと口を開いた蒼先生… 「……えっ?」 愛優ちゃんは目を丸くして蒼先生を眺める。 「……高島、行こ」 愛優ちゃんの隣に置いてあった荷物と、愛優ちゃんの腕を引いた蒼先生は、保健の先生に挨拶を入れると保健室を出て行った。