とそのとき、運がいいんだか悪いんだか、愛優ちゃんが保健室に入ってきて。







保健の先生は体温計を渡して、愛優ちゃんは側の椅子に腰掛けて。









蒼先生はそれを見守るように見ていたけど。










偶然同じ学校だったからと言って、あまり話しかけるのは良くないと思っているからなんだろうけど。








「……ッ」








「今朝からずっと?……言えば良かったじゃない。」







保健の先生は何かファイルをペラペラしながら愛優ちゃんにそう言った。









鳴った体温計を見た保健の先生は








「………よーくここまで我慢したわね。
元から愛優ちゃん喘息あるんだから無理しちゃダメじゃない」








「…………」








「帰る?……病院に行かないと…発作が起きるのも時間の問題だと思うけど」









「………」