やっと離されて、開放的な体を伸ばした。






「……なんでキスしないと癒されないわけ~?癒しの基準がどうかしてるんじゃないの!!そーた」









「ひっど、そこまで言わなくたっていいだろ」









眠たそうに奏太はゴニョゴニョ呟いた。









「…でも……お疲れさま」








「ありがと……………」








そう言った奏太を見ると、もうスヤスヤ寝息をたてていた。