島内さんが結局持ってきてくれて、島内さんは点滴の準備をしてくれた。 高島は横になった彼女の額に手を触れる。 彼女は点滴を見るのを避けるかのように、壁側の方に顔を向けた。 その間処方箋だけ書いちゃおうと、俺はまた椅子に座る。 「……高島ー、咳止めは?いる?」 「あー…お願いします」 「りょーかい」 「……力抜いて下さいね~」 そんな島内さんの声が聞こえたと思えば、点滴を持って声をかけていた。 「…はは、力が…」 島内さんは苦笑いをして、力を抜くように何度も声をかけている。