「んー…胸の音も雑音が入ってるわけじゃないから…大丈夫。
ただちょっと…熱が高いのと水分が取れてないのが気になるかな」
パソコンを見つめながら言うと、高島は支えていた彼女に
「…水分取れてないの?」
と聞いた。
「…今朝薬飲むときに水飲んだっきり」
「………」
「もしこの後時間があれば…解熱剤でも打って帰った方がいいと思うけど…。
まぁ…高島が決めるといいよ。」
「…そうですね、点滴…」
高島は俺を見てから、彼女に目を移す。
「……友那、点滴打って帰る?」
「……でも」
「これから熱上がるの怖いし」
そう言って立ち上がると
「じゃあ点滴打って帰ります」
と言った。
「了解ー、じゃあ持ってくるから。友那さんベッドに横になっててね」
彼女は一回俺を見上げて、やっぱり俯いて頷いた。


