体温計が鳴ると、高島先生は体温計を見て眉を下げた。 「…んー。……じゃあ蒼先生…お大事に」 「……ありがとう。明日は来るから」 「無理はしないで下さいよ?」 「……わかった」 「季蛍も頼んだよ、蒼先生無理しないように見てて」 「わかりました」 いつもと立場が逆のような…。