だからと言って今日は無理だと断ることもできない。 何にせよ彼女は高校生の時から気が強い方で、思ったことをすぐに口に出す。 俺がこの間相談を断った日も ‘仕事について聞きたいことがあったけど、蒼くんが無理なら私はもう仕事を辞める’ と訳のわからないことを言われて、俺は断ることができなかった。 彼女は一体俺に何を相談したいのか。 毎晩相談されるのならば、メールや電話でしてくれればいいものの…。 ……とつい本音が出てしまったけど、季蛍に子供たちを任せっぱなしはいい加減ダメだ。