夏来を抱えてリビングに戻ると、顔色の悪い季蛍が 「夏……、大丈夫……?」 と言う。だけど…その顔色はとてつもなく悪い。 「…大丈夫、指先だけだから。な?夏」 「んな!!」 夏来を膝上に乗せて、お皿に装った具材を夏の口に運んだ。 「いただきまーす、おいしそー」 そう言って愛優もお皿に具材をのっけていく。 「夏おいしい?」 「おとーふ」 「…食べるの?」