────そんな日が続いて、俺もあの日から仕事を休む訳にはいかないので、仕事には行っていた日。 季蛍の体調は悪化するだけで、一向に回復へ向かう気配はなかった。 「蒼先生ー…連れてこなくていいんですか?」 「……嫌だって。無理に連れてこようとも思ったんだけど………なんか」 「………」 「ちょっと…いつもと違うっていうか。 んー………ごめん、少し様子見る」 「あ、いやいや。いいんですけど…」