「陽さん…どこにいんだろ」 嫌がる季蛍の体を押さえて吸入をさせる高島に苦笑いをしながら呟く。 「…高島必死」 「ほんと今日やんないと明日仕事出ちゃダメですもん」 「午前の吸入も断ったんだしな」 「午前吸入してれば今日午後仕事出れてたのに。」 「…んー!!」 「動くな」 「ッゲホゲホ…」 「落ち着けって……ったく…」