「ふぁぁあ……」 起き上がってリビングへ行くと、エプロンを身にまとった陽が 「港おはよう!……えへへ、寝癖」 そう言って俺の髪の毛を触ってくる。 「はよー……」 そんな陽をギュウッと抱くと 「……んふ、おはよ」 抱き返してくれた。