「でもな、陽。俺も……俺も触りたかったよ」 「…ほんと?」 「『ほんと?』ってなんだよ」 そう言って笑いながらまた髪の毛をすくって結わく。 「……だって……」 「ほら。こういうところ。……俺陽のこと不安にさせちゃってる」 「そんなことないよ?」 「……嘘つくな。……今週どっかに休みとるから」 「…ぇっ?本当?!」 …………嬉しそう 「ほんと。…絶対とる」 「…え、でも無理しなくても…」 「無理じゃない。……大丈夫、とれるから」 「やったー!!」