家につくと、椅子に座った陽が 「ご飯私作る」 「ダーメ。絶対」 「なんで?」 「赤ちゃんいるから。負担かけたくないの」 「……。」 「大丈夫、俺作るって。……リクエストはー?」 「……んー…と…」 「……結構材料あるな」 冷蔵庫を覗いて呟く。 「……お粥とかでいいや」 「そう?じゃ、作ってくる」 「…ありがと」