それなのに、私のことを診だしたら一気に顔が怖くなっちゃって。








「……次後ろ向いて」









さっきまでのあの自信は…一体なんだったんだろうか。










「……うーん。じゃあ季蛍、検査室行こっか。蒼先生待ってます?」










「うん、待ってる」










「じゃあ待ってて下さい~。すぐ戻りますから」













ついてきてほしい、と視線を蒼に向けたけど、蒼は微笑むだけでついてきてはくれなかった。