いつも通りの診察室に入り、椅子に季蛍を下ろす。








「………気分悪くない?」








「平気…」











その言葉に少し安心して、季蛍の隣に腰をかけた。






向かい側にはナゼかニコニコの高島が腰をかけた。












んだけど、










────ガラガラッ









「たかし…あれ、蒼…と季蛍さん。あれ?季蛍さん久しぶりだ、大丈夫?」





と、港が顔を出した。






「…はい」










「そう、良かった。高島ちょっとごめん。来て」









「え?あ、はい。……じゃあ蒼先生すいません、ちょっと待っててもらえます?」










「うん」