起きあがれないほどの季蛍の着替えを手伝いながら、顔の真っ赤な季蛍を見て思わず笑いがこみあげて……。 着替えさせてもらってるだけで……あんなに顔が真っ赤に……。 「……よし、おっけ」 真っ赤な顔をする季蛍は、聞こえないくらいの声で 「ありがと……………」 と呟いた。